韓国の軍関係者を誘惑して秘密情報を入手し、北朝鮮に渡したとして起訴された女の判決公判が15日、韓国の裁判所で開かれ、求刑通り禁固5年の実刑判決が言い渡された。
ウォン・ジョン・ファ(元正花)被告は韓国の軍事拠点情報や軍関係者の個人情報などを北朝鮮に流した疑いで、7月に逮捕された。
検察側によると、ウォン被告は韓国軍関係者と交際し、「性を武器に」情報を入手した。
さらに、韓国の工作員を毒針で殺す計画を立てたが、実行はしなかったとされる。
ウォン被告の訴追について北朝鮮は、韓国が北朝鮮のイメージ悪化を狙ってでっちあげたものだと反発している。