インド北東部アッサム州で部族勢力とイスラム教徒が衝突し、死者が47人に増加したと言う。同州当局者が7日、CNNに語った。
衝突は3日、ボド族とバングラデシュからの移民とみられるイスラム教徒の間で始まり、双方が弓矢や槍で相手側を攻撃した。これを受けて10万人前後の住民が、約50カ所の避難所に収容された。
ここ24時間以内に新たな衝突は発生していないものの、病院に収容された負傷者の一部が死亡し、新たに収容された遺体もある。死者のうち22人は、警官の発砲で死亡した。
警察は数人を拘束し、衝突発生の原因を調べている。事態は既に鎮静化しているものの、住民が安全に帰宅できるようになるまで平常に戻ったとは言えないとしている。