モンツァでライコネンとフェラーリの契約延長が発表されたが、フェラーリのドライバー・ラインアップに関連する憶測の報道は止まないと言う。
イタリアの大手テレビネットワーク『Mediaset(メディアセット)』は今週、アロンソは来季チャンピオンシップを狙うため、まだマラネロに拠点を置くフェラーリに移籍する準備があると報じた。
そして現在27歳のアロンソはすでに契約を交わしており、フェラーリは延長したばかりのライコネンの契約を小額の違約金で打ち切る事もできるようだとの報道もある。
また、メディアセットはモンツァでフェラーリが発表した契約延長は、ライコネンがあと1年契約を更新できるという現行の契約で一方的なオプションを行使したからだと伝えた。
しかしながら伝えられるところによると、ライコネンのオプションはフェラーリが違約金を支払うことで破棄できる可能性も残されているようだ。そしてまだ発表は行われていないが、2010年からスポンサーにつくと見られているサンタンデル銀行が支払うこともありえると言われている。
このうわさは、アロンソが09年はBMWザウバーやHonda Racing F1に移籍せず、2010年からフェラーリに移籍するためルノーにもう一年残留するという憶測とも関連づけられている。