中東イエメンの首都サヌア東部にある米大使館の門近くで17日起きた車爆弾テロで、同国治安当局者は18日、国際テロ組織アルカイダ系とみられる戦闘員少なくとも25人を逮捕したと述べた。AP通信が報じた。
過去24時間内にイエメン全土で一斉捜索、拘束した。25人が属する具体的な組織名は不明。
同テロでは「イスラム聖戦」を名乗るアルカイダ系組織が犯行声明を出したとの情報がある。25人の組織がこれと関係あるのかは明らかでない。17日のテロでは民間人、警備員ら16人が死亡している。
イエメンはアルカイダの最高指導者、オサマ・ビンラディン容疑者の先祖の地。
アルカイダに同調する反政府武装組織の暗躍も指摘され、イエメン政府は掃討作戦を進めている。