露軍が軍事介入、武力衝突が起きたグルジア情勢で、同国南オセチア自治州政府の内務省は28日、自治州内の上空でグルジアの無人偵察機を撃墜したと発表したと言う。
グルジアから自治州南部の空域へ進入したとしている。
無人機の製造国などは否定。露は米がグルジアに兵器を供給していると非難している。AP通信によると、グルジア政府当局者は無人偵察機を自治州内へ飛ばした事実はないとし、自治州政府による虚偽の主張と批判した。
グルジア情勢では、露のメドベージェフ大統領が26日、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を認める大統領令に署名。欧米諸国はグルジアの主権侵害と強く反発している。自治州、共和国とも親露で、グルジアからの分離などを求め、「主権」も宣言していた。
8月8日から本格化したグルジアの軍事衝突では、EU議長国の仏が和平を調停して緊張緩和のための基本原則をまとめ、露、グルジア両国とも支持した。しかし、露は和平維持軍の名目で、自治州、共和国と境界を接するグルジア内に緩衝地帯を設置、グルジア軍などににらみを利かせ欧米が非難している。グルジアのポチ港にも一部部隊が残留しているとされる。
今度は、無人偵察機の事で言い合いになっちゃうんだろうな・・・
あ~でもない、こ~でもないとね。