ミネソタ州で熊がポリ容器に顔を突っ込んだまま抜けなくなり、野生生物保護当局が6日間にわたって追跡した後、殺処分したと言う。
殺処分されたのは野生のアメリカグマで、ミネソタ州北部のレイクジョージで7月21日に見つかった。ポリ容器から餌をあさろうとして顔を突っ込み抜けなくなったとみられ、野生生物保護官によると、呼吸はできたが食べる事も水を飲む事もできず、飢えて脱水症状を起こしているようだったという。
当局はその後6日間にわたり、熊を捕獲しようと各所にわなを仕掛けたが失敗。レイクジョージから約100キロ離れたフレジーの町に出没したことから、人を襲う前に殺すしかないと判断したという。
フレジーの町はちょうどターキーデーのお祭りイベントでにぎわっており、「子供と出くわしたり車にはねられてほしくなかった。フレジーに出没したことで緊急性が高まった」と保護官は話している。
残念と言うしかないですね。
でも餌をあさろうと街中まで下りてくるのは、人間が自然を破壊したせいだからね。