ホッケンハイムテスト初日

　　シルバーストーンで行われたイギリスGP閉幕から2日、F1チームは次戦ドイツGPの舞台となるホッケンハイムで3日間のテストセッションをスタートさせた。

場所は変われど、環境は似たようなもので、この日のホッケンハイムは雨に見舞われている。

レッドブル発信の今年のトレンドとなっている“シャークフィン”だが、ルノー、トロ・ロッソ、フォース・インディアとそれに続いて、今回のテストではマクラーレンがエアインテークのトップの後方にシャークフィンをお目見えさせた。

この日、トップタイムをマークしたのは母国イギリスで見事な優勝を遂げたマクラーレンのハミルトン。75周を走って1分15秒483をマークしている。

2番手にはフェラーリのライコネン、3番手はウィリアムズのロズベルグ。

フォース・インディアのVJM01を駆ったスーティルが4番手、トロ・ロッソのボーデが続く。

ボーデは最多周回数となる113周を走破している。

トヨタのテスト兼リザーブドライバーを務める小林可夢偉が6番手。

シルバーストーンで2位表彰台に上ったハイドフェルド（BMWザウバー）は7番手となっている。

ルノーのピケJr.がそこからコンマ数秒遅れて8番手、クルサード（レッドブル）は9番手だった。

トップから唯一2秒以上離されたのがHonda Racing F1のブルツで、89周を走って1分17秒825というタイムをマークしている。

各チームの作業は9日（水）も継続される予定だ。

ホッケンハイム初日

1. ハミルトン - マクラーレン・メルセデスMP4-23 - 1:15.483（+0.000） - 75周
2. ライコネン - フェラーリF2008 - 1:15.803（+0.320） - 63周
3. ロズベルグ - ウィリアムズ・トヨタFW30 - 1:16.099（+0.616） - 87周
4. スーティル - フォース・インディア・フェラーリVJM01 - 1:16.516（+1.033） - 97周
5. ボーデ - トロ・ロッソ・フェラーリSTR3 - 1:16.533（+1.050） - 113周
6. 小林可夢偉 - トヨタTF108 - 1:16.570（+1.087） - 65周
7. ハイドフェルド - BMWザウバーF1.08 - 1:16.593（+1.110） - 59周
8. ピケJr. - ルノーR28 - 1:16.856（+1.373） - 111周
9. クルサード - レッドブル・ルノーRB4 - 1:17.361（+1.878） - 67周
10. ブルツ - Honda RA108 - 1:17.825（+2.342） - 89周