イラクの首都バグダッド北西部、イスラム教シーア派教区のフリヤで17日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、イラク内務省によると少なくとも51人が死亡、75人が負傷したと言う。
イラクではここ数カ月、テロによる死傷者が減少傾向にあったが、最悪規模の被害となった。
爆発はフリヤの市場で発生。市場の駐車場やバス停、付近の住宅が破壊された。
また、バグダッド北部の検問所でも自爆テロが発生し、4人が死亡。さらにバグダッド南部でも路上爆弾が爆発し、警官2人を含む4人が死亡した。
いずれの爆発についても、犯行声明などは出ていないと言う。