NASAは3日、火星の上空を飛行している無人探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が撮影した、「雪崩」の様子の画像を公開。
雪崩は、火星の北極付近、約701メートルほどの崖で発生したものだと言う。
赤茶けた土が崩れて落ち、幅約180メートルにわたって煙が上がっている様子を、連続写真として撮影した。。
ちょうど、北極付近では春を迎えており、季節が春に移った事により、砂丘を覆っている二酸化炭素の様子を観測していたところ、偶然にとらえたと言う。
こういった雪崩が、火星上で頻繁に起こっているのか、春の時期にだけに発生するのかは不明だと言う。