米国オリンピック委員会(USOC)が、北京五輪に出場する選手団の食事を、本国から持ち込むことを検討している。USOCの広報担当セイベル氏によると、選手約600人の食事用に、肉やその他の食材を大量に、合宿先の北京師範大学へ運ぶ予定。
北京五輪開催中の8月8日~24日まで、世界各国から集まる選手約1万7000人は、選手村で食事を取る。しかし、米からは選手のほか、約400人のコーチやトレーナーが北京に向かう予定で、彼らは選手村では食事できないため、北京師範大学で食事する事になると言う。
セイベル氏は、北京師範大学で提供する食事は選手村の食事を補完するものだと述べ、食材の持ち込みについては、「選手村で出される食事の品質と安全性には、絶対の信頼を置いている。米国から持ち込んだものに加え、地元産の食材も利用する。アテネ五輪やトリノ五輪の時と同じようにするだけだ」と説明している。
米や日本、中米などでは、中国産の食品や薬剤、おもちゃなどに危険物質が含まれていたため、大きな問題となっており、北京五輪を目前にして、中国産の食品への信頼性は低下している。
北京五輪組織委員会の食品担当部は21日、米が食材を持ち込む事について、正式な通達は受けていないとした上で、「本国から食品を持ち込むというのは残念だ」と述べている。
これだけ、中国産の信頼度が低下していたら、こうなっても仕方ないし、体調悪くなったら大変な事だよね。