パキスタン北西部ペシャワルの町チャルサダで9日午後5時半過ぎ、左派野党アワミ民族党(ANP)の集会を狙った自爆テロがあり、27人が死亡、50人以上が負傷したとの事。
警察関係者によると、死者のうち2人は警官で、死傷者の中には子どもも数人いたと言う。
AP通信がナワズ内相の発言として伝えたところによると、実行犯はANP幹部が集まっていた演台のそばで爆弾を爆発させた。当時ANPの地元指導者が演説中だったが、テレビ局ドーンに対して語ったところによると、けがはなかったと言う。
イスラム過激派は18日の総選挙前に、北西辺境州で全ての政党を攻撃すると警告しており、今回の自爆テロも総選挙に揺さぶりをかける目的の犯行とみられている。