レバノンの首都ベイルートから北東の郊外にあるキリスト教地区で25日、強い爆発があり、テロ捜査官のトップと運転手が死亡したとの事。
治安部隊関係者などがCNNに語った。
CNN記者によると、現場では数台の車が燃えて大破。
消息筋は複数の民間人が死亡した可能性を指摘しているが、正確な死傷者数は今のところ不明。AP通信がレバノン赤十字の発表として伝えたところによると、捜査官と運転手のほかに4人が死亡、20人が負傷したとされる。
レバノンでは親シリア派議員と反シリア派議員の深刻な対立で、内政の混乱が深まっている。親シリア派のラフード大統領が任期満了で昨年11月23日に退任して以来、政権の座は空白のままになっている。