イラク石油省は12日、昨年12月の生産量が同年1月に比べ約30%増の日量約248万バレルに達したと発表。
昨年1月は約190万バレルだった。
米軍によるイラク軍事作戦が始まった03年以降、日量は約170万バレル-約200万バレルの間で推移してきた。同年以前の生産量は258万バレルだった。
イラクの原油埋蔵量は世界3位で推定1150億バレル。石油省は今年末までに300万バレルの水準へ引き上げる事を狙っている。
昨年の平均日量は約218万バレルで、06年比で2万8千バレル多い。
また、昨年の輸出量は日量190万バレル超。南部が約160万バレル、北部が30万バレル以上となっている。