インドネシア保健省は26日、首都ジャカルタ郊外の24歳女性が、高病原性鳥インフルエンザで死亡したと発表。
これで、同国における鳥インフルエンザ死者は、世界最多の94人に達した。
保健省によると、亡くなった女性は首都ジャカルタ郊外のチェンカランの住民。6日間にわたって入院し、25日の早朝に息を引き取った。専門機関の調べで、鳥インフルエンザ感染が判明。
保健当局が現在、感染経路などについて調査している。
WHOによると、高病原性鳥インフルエンザは03年から東南アジアを中心に感染が拡大。12月18日現在の統計では、世界13カ国で計340人が感染し、うち209人が死亡している。