イラン・ブシェール原発の建設を支援している露は17日、同原発への1回目の核燃料供給が完了した事を明らかにしたみたいね。
当局者らによれば、核燃料は16日、IAEAが認可した容器で、同原発の貯蔵施設に届けられたとの事。
イランは同国の核開発をめぐる国際社会の懸念に対し、民生用以外の目的はないと主張。IAEAの監督下で、同原発の建設を進めている。
露外務省は同日、公式ウェブサイトでの声明で、「イラン側からの文書で、供給した核燃料の使用はブシェール原発に限り、使用済み燃料はロシアに返却するとの保証を得ている」と説明した。この核燃料を使った発電は、約6カ月後に始まるという。露は今後約2カ月の間に、数回に分けて供給を続ける予定。
インタファクス通信によると、ブシェール原発は08年9月に完成する計画だったが、イランの代金滞納などが原因で延期された。新たな完成予定日は、今月中に発表される見通しだと言う。