「拾得物」として届けられた犬や猫などの動物を、那覇署地域課員で古波蔵交番に勤務する仲田真吾巡査部長(29)が毎日欠かさず世話してるみたいです。
夜間当直の日は朝、非番の日は昼に世話をし、休みの日にも動物を世話する為に出勤するなど仕事を超えて飼い主の分からなくなった犬や猫に愛情を注いでいるとの事。
現在、交番では5匹の犬を預かっている。熱心に動物の世話をする姿に、署員からは「犬のお巡りさん」と呼ばれている。
仲田真吾巡査部長は、「どうせ保健所に連れて行かれるし、情が移るから世話をするのが嫌と言う人が多いが、少しでも動物の為になれば」と言う。
動物を警察で預かる期間は基本的に2週間で、飼い主が見つからない場合は保健所に引き渡す事になる。仲田巡査部長は初めて扱った犬を「保健所に連れて行く」と言われ、迷った末に自ら引き取り、今も実家で飼っている。
動物の世話をする中で、一番うれしい事は「動物が無事に飼い主の元に帰ること」。ポスターを作り、コンビニなどに張ってもらったりした事も。基地内で飼われている犬を飼い主に届けた事もある。
こう言う優しい方も警察の中にはいるんですね。