米空軍は5日、先週ミズーリ州で起きた
F15戦闘機の墜落事故を受けた飛行停止命令を、アフガンに配備されている同型機にも拡大すると発表した。
米中央軍報道官によると、アフガン配備の
F15E戦闘機は、駐留米軍および国際部隊が戦闘で危機的状況に置かれた場合のみに発進している。
空軍報道官はAP通信に対して、F15戦闘機の耐空性をめぐる懸念を理由に、676機について3日に飛行停止命令を出したと述べた。ミズーリ州で墜落したのは旧型F15C戦闘機で、構造上の欠陥で空中分解したと言う。墜落機のパイロットは脱出した。
製造元ボーイングはAP通信に対し、空軍と連携して原因究明を進めている事を明らかにしたが、詳細についてのコメントは避けた。
現在F15戦闘機は、重要任務の場合のみ飛行が認められているとの事。