インド北部パンジャブ州ルディアーナ市内で14日午後8時50分頃、映画館を狙った爆弾事件があり、少なくとも6人が死亡、30人が負傷したと、当局者が明らかにしたみたいですよ。
PTI通信によると、事件は3館ある劇場のうち、ボリウッド映画の最新作「Janan Janam Ke Saath」を上映していた1館で発生。事件当時、内部には600人余りの観客がいた。
テレビ各局は、破損した映画館のロビーの窓やガラス戸、爆発で手足が失われた負傷者の映像を伝えた。また、警察関係者は記者団に対し、爆発は爆弾1発によるものだったと語った。
死者のうち2人は即死で、残り4人は後にけがが原因で死亡した。死者数は今後増えると予想されている。
11日にはインド西部ラジャスタン州アジメル市内のイスラム聖廟で爆弾が爆発し、2人が死亡する事件があったばかりだが、今回の事件との関連は不明。
インドではここ2年、パキスタンやバングラデシュを拠点とするイスラム過激派の犯行とみられる一連のテロが発生しており、多数派ヒンズー教徒と少数派イスラム教徒との衝突を煽る目的があるとみられている。
イスラム教は現在断食(ラマダン)明けの祭りの期間中で、数週間後にはヒンズー教の祭り「ダシェラ」と「ディワリ」が予定されているとの事。