イラク駐留米軍は11日、首都バグダッド近くにある米軍の拠点基地「キャンプ・ビクトリー」にロケット弾もしくは迫撃砲攻撃があり多国籍軍兵士2人が死亡、40人が負傷したと述べた。
バグダッド国際空港に近い同基地には駐留米軍の本部がある。
米軍基地への武装勢力の攻撃は過去にもあったが、これほどの死傷者が出たのは初めて。
死傷者の国籍などには触れていない。
同基地では今年9月11日、ロケット弾攻撃があり、外国人1人が死亡、兵士11人が負傷している。駐留米軍のその後の調べで、襲撃グループはイスラム教シーア派の武装勢力でイラン製のロケット弾を用いた事が判明。