00年のシドニー夏季五輪の陸上女子100mなどで金メダル3個を獲得したマリオン・ジョーンズ(米)が同五輪前、使用禁止の薬物を摂取していた事実を家族、親しい友人にあてた手紙で告白していた事が4日判明したみたいですね。
米紙ワシントン・ポストが報じたみたいよ。
同紙はこの手紙を受け取った人物からコピーを入手したとしている。
使用していたのは「クリアー」と呼ばれる運動能力増強の薬物で、前コーチのトレバー・グラハム氏が栄養補助の油として渡し、99年から2年間摂取していたと言う。
ジョーンズはこれまで禁止薬物使用を一環して否定。
ドーピングをめぐる偽証罪で訴追され、ニューヨーク州の連邦地方裁判所に5日出廷するが、この場で罪を認める見通しともなっている。
ジョーンズは手紙で、自分の行動を謝罪。偽証については、「クリアー」のサンプルを目の前に突き付けられてパニックに陥り、ウソを付いてしまったとしている。
ジョーンズはシドニー五輪で銅メダル2個も獲得したが、ドーピング発覚でこれらのメダルがはく奪される可能性もあるとの事。