プーケット島の空港で16日に起きた着陸事故は「ワンツーゴー」機の着陸失敗事故で、運輸省の民間航空行政当局者は18日、同機の着陸前、管制塔から「ウインドシア」発生の恐れが警告されながら、インドネシア人機長が着陸を試みていた事実を明らかになったらしいです。
機長と管制塔の交信記録に明示されていたとしている。
「ウインドシア」は大気で風向や風速が激変する現象を指す。
これに巻き込まれた場合、航空機は制御不可能に陥る事もあるとの事。ただ、航空機には通常、ウインドシアを感知、警告を受ける装置があるらしい。
ワンツーゴー航空の親会社であるオリエント・タイ航空の首脳もウインドシアが事故原因の可能性があると推測していた。
実際にウインドシアが発生していたのかは不明で、タイの事故調査委員会は、事故機から回収した飛行記録装置、音声記録装置が入ったブラックボックスのデータを詳しく調べ、究明する方針。