現地時間20日、星・クランジ競馬場で行われたシンガポール航空国際C(3歳上、星G1・芝2000m)は、田中勝春騎手騎乗のシャドウゲイト(牡5、美浦・加藤征弘厩舎)が、4番手追走から直線で抜け出し、先行策から連覇を狙ったコスモバルクを1.1/4馬身差抑えて優勝。
日本馬2頭でワンツーフィニッシュを飾った。
勝ちタイムは2分04秒0(稍重)。さらに短頭差の3着にはドクターディーノ Doctor Dinoが入った。
シャドウゲイトの血統
父ホワイトマズル
母ファビラスターン
その父サンデーサイレンスという血統。
祖母カッティングエッジは89年クイーンC(GIII)、88年3歳牝馬S・東(GIII)の勝ち馬。
日本馬による海外G1ワンツーは、02年クイーンエリザベス2世C(香G1、1着エイシンプレストン、2着アグネスデジタル)、06年メルボルンC(豪G1、1着デルタブルース、2着ポップロック)に続く3度目。
鞍上の田中勝春騎手、管理する加藤征弘調教師ともに海外重賞初制覇。加藤征弘調教師は国内・海外通じてG1初制覇となった。
シャドウゲイト、カッチー、厩舎関係者の方々、おめでとうです。
バルクは2着結果残念ですが、良く頑張ったと思います。お疲れ様。