イラク警察によると、バグダッド南西部バヤア地区の市場で28日朝、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも10人が死亡、21人が負傷した。
近くにいた市場の小売店主によると、現場では地面に大量の血が流れ、買い物客らが一時パニック状態となった。
米軍の発表によると、バグダッド北方のタージでは同日早朝、米主導の部隊が武装グループと交戦し、戦闘機からの精密射撃でテロ容疑者8人を殺害したうえ、2人を拘束した。
さらに、バグダッド西部のアミリヤ地区などで、国際テロ組織アルカイダ系の「イラク・アルカイダ機構」の関係者とみられる容疑者ら4人を拘束した。