イランのアフマディネジャド大統領は11日、イラン革命記念日に合わせて演説し、同国の核開発問題をめぐる西側諸国との対立を解決したい意向を示す一方、ウラン濃縮をはじめとする核関連活動の中止要求を受け入れない姿勢を強調した。
大統領は、全国放送された演説で「われわれは協議の用意はあるが、(核関連活動を)中止しない」と明言。核活動の中止は「屈辱」だとして、国連安全保障理事会決議に基く制裁の影響はないと主張した。
大統領はまた、イランが4月初旬まで定期的に技術面の新たな成果を発表すると述べた。具体的な詳細は明らかにされていない。
CNN.co.jpより