イラク駐留米軍とイラク軍は首都バグダッドの治安悪化を食い止めるため、新たな武装勢力掃討作戦を開始する事が分かった。対イラク開戦以来、最大の規模になる見通し。イラク軍顧問を務めるダグラス・ヘックマン米軍大佐が4日語った。
作戦を指揮する司令官には、米軍の後押しを受けるアブード・ガンバル氏が5日に就任。作戦は「その直後から、段階的に強化される」という。
ヘックマン大佐によると、バグダッド市内にはすでに、米軍、イラク軍の部隊が展開している。米軍からは既存の1万5000人に加え、約8000人がバグダッド入りして、イラク人部隊に加わるとみられる。同大佐はまた、作戦の期間について、「今夏の終わりには成果を示せるだろう」と述べた。
マリキ政権が発足した昨年5月以来、バグダッドで掃討作戦が実施されるのは3度目。これまでは、マリキ首相が自らの支持基盤であるイスラム教シーア派民兵組織の掃討に消極的だったために成果が挙がらなかったとの見方が強い。しかし、ヘックマン大佐は今回の作戦について、シーア派民兵の本拠地サドルシティーなども対象になると言明している。
CNN.co.jpより
治安悪化を食い止めるためとか言って掃討作戦をしてもまた大規模テロが起こって結局何の為にやったのって感じになるんじゃないかなとやんは思います。