HRTとザウバー、ドライバー交代のうわさを否定

　　ドライバーラインアップに近々変更があるかもしれないと報じられたHRTとザウバーがそれぞれうわさを指定した。

ここ数日、スペインのHRTチームでは、リザーブドライバーで資金力のある山本左近とブルーノ・セナが交代するのではとのうわさがある。

また以前から放出のうわさが絶えないザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサに関しては、最新の報道によるとGP2のイタリア人ドライバー、ルカ・フィリッピが小林可夢偉の新チームメイトに起用される可能性が高いといわれている。

両チームが3日(木)、メディアにインタビューを発表した。

その中でHRTのコリン・コレスはブルーノとカルン・チャンドックのルーキーコンビに満足感を示している。

「カルンとブルーノはどちらも才能ある若手ドライバーで、序盤戦で目覚ましい成長を見せた」

「今後のレースでもブルーノとカルンがいい働きをしてくれると確信しているし、それがチーム全体のパフォーマンスを向上させるだろう」とコレスは付け加えた。

また、最近の金曜1回目のフリー走行でテストを担当した左近とクリエンについても"いい仕事をした"と賞賛した。

一方、ザウバーの公式インタビューには日本人ルーキーの可夢偉が登場し、ベテランのデ・ラ・ロサとの仕事を楽しんでいるかという質問があった。

「ペドロはナイスガイですし、すごく経験豊富ですから、僕にとってすごくいいチームメイトですよ」と彼は答えている。

「僕はルーキーですが、彼は何でも知っていて、いろいろ教えてもらってます」と23歳の可夢偉は付け加えた。