スペインでも勢力図は変わらないとスーティル

　　フォース・インディアのスーティルの考えによれば、次戦スペインGPで上位勢のオーダーに変化はないようだ。ヨーロッパラウンドの開幕戦は伝統的に各チームが大きなアップグレードをマシンに施すレースであり、今年はミハエル・シューマッハのメルセデスGPマシンに大きな注目が集まっている。

しかしながら、今シーズンここまでのレースですべて予選トップ10に入ってきたスーティルは、他のチームに対して大きな差をつけるチームはないと考えている。

「僕らも少しやっているけど、スペインではマシンはとてもいいだろう。トップ10はラスト数戦で見たのととても似た感じになると思うよ。今はマシンを進歩させるのがすごく難しくて、0.5秒縮めることができるチームはないだろう。誰もが、0.1秒でも縮めるのがとても厳しいところにいるんだ」

スーティルはレッドブルがカタロニア・サーキットでもシーズン序盤のアドバンテージを保つと予測している。

「あそこではとにかくダウンフォースが必要だから、またレッドブルが力を見せると思う。長いストレートがあるけれど、コーナーで速いマシンを持つことができるのなら間違いなくいいね」

予選では力強いパフォーマンスを見せながら今年はマレーシアでしかポイントが取れなかったスーティルだが、悔やんでいるのは2番手からエンジントラブルでリタイアとなったオーストラリアGPだけだと言う。

「多分、メルボルンは大チャンスだった。バーレーンについてはよく分からないけれど、10番手でスタートして（序盤でのアクシデントがなければ）8位フィニッシュはできたかもしれない。だけど、そうはならなかった。僕らが逃した大きなチャンスはメルボルンだけだと思うよ」


スペインもポイントゲットして欲し、2人とも完走して欲しいな