欧州1万6000便が欠航に アイスランド火山灰の影響で

　　アイスランドで14日発生した火山噴火の影響で、欧州10カ国以上で空域の全部または一部が閉鎖された。そのため、世界中の旅行者が欧州発着便に関する情報収集に苦労している。

米国航空輸送協会（ATA）によると、米国発欧州便の欠航数は16日時点で196便に上るという。また、欧州の航空を管理する欧州航空管制局（ユーロコントロール）は、これまでに欧州全体でおよそ1万6000便が欠航になったとしている。

米コンチネンタル航空の広報担当によると、同社は16日朝の時点で米欧間の57便をキャンセルしたという。またアメリカン航空も英国便と欧州便のほぼ全便をキャンセルし、欠航数は計56便に上るとしている。

米航空各社は15日に欧州行きの数百便をキャンセルした。また、16日の便も多くが欠航となった。大半の航空会社が、向こう数日間に予定される欧州便への振替に１回限り無償で応じている。また、搭乗予定の便がキャンセルになった場合は料金の払い戻しも受けられる。

米国では19日にボストンマラソンが開催される。中には出場できないランナーもいるだろうと主催者は語っている。

しかし、足止めを食らってがっかりしている人ばかりではない。クロアチアの首都ザグレブ在住のフランコ・ハラー氏もその一人。日本滞在中のハラー氏は、搭乗予定だった成田発パリ行きの便が欠航となったが、そのおかげで思わぬ幸運に恵まれた。

「20日に出る予定の最初の振り替え便に乗れることになった。幸い、親切なホテルの副支配人の配慮で、東京湾を一望できる部屋に格安で泊まれることになった」（ハラー氏）


これは仕方ないね

空港の近くのホテルは、ウハウハですね　笑