ミャンマー当局によると、同国の最大都市ヤンゴンで15日、3回の爆発が相次ぎ、90人以上の死傷者が出た。当局は「テロ攻撃」と非難している。
ヤンゴン病院のあるスタッフは、少なくとも20人が死亡、70人以上が負傷したと話している。他方、当局の発表では、爆発による死者は8人、負傷者は90人以上とされている。
爆発は現地時間午後3時ごろに起きた。同国など東南アジア諸国では正月を祝う行事が続いており、現場周辺では、市民らが互いに水を掛け合って身を清める祭りに参加していた。
同国は厳格な軍事政権下にあり、爆弾事件などが発生するのはまれ。商業の中心地でもある旧首都ヤンゴンは、犯罪の少ない平穏な都市とされている。