ブラジルのリオデジャネイロを中心とする地域が6日、集中豪雨に見舞われ、土砂崩れや浸水などの被害が出ている。消防当局によるとこれまでに95人が死亡、少なくとも93人が負傷した。
公営通信がパエス市長の話として伝えたところでは、リオデジャネイロの雨量は24時間で288ミリに達した。州内の各所で土砂崩れが発生し、これまでに287人が救出されたが、まだ下敷きになっている人がいるという。死者はリオデジャネイロ州東部の都市ニテロイで48人、近隣地域の都市部で35人に上っている。
この影響で交通や輸送網が大混乱に陥り、学校は休校、報道によれば停電も発生している。雨は7日も降り続く予報で、パエス市長は土砂崩れのおそれがある地域の住民に避難を呼び掛ける一方、土砂崩れの恐れがない地域ではさらなる降雨で危険が予想されるとして、自宅待機を促している。
自然災害、改めて怖いです
亡くなられた方々に、お悔やみ申し上げます