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シューマッハ、メディアから集中砲火
  2010年に現役復帰し、オーストラリアGPを完走14台中10位で終えたミハエル・シューマッハはシーズン2戦を終えてすでにプレッシャーを受けている。

評論家たちはイチ早くシューマッハの報酬を強調する。『Daily Mail(デイリー・メール)』によると、基本給として2,100万ポンド(約29億1,000万円)、個人的なCM出演料としてさらに900万ポンド(約12億4,700万円)を得ているという。

オーストラリアでのシューマッハはヴァージンのルーカス・ディ・グラッシにオーバーテイクされるという屈辱を味わい、週末を通してチームメイトのロズベルグのペースを下回った。

『The Sun(ザ・サン)』紙は偉大なるシューマッハに向けて"無名の午後"と書き立てている。

「メルセデスが彼に報酬を支払って引退から復帰させたのはこんなことのためではない。このままだと3年契約の最初のシーズン中にもシューマッハの姿を見なくなるかもしれない」

また、『The Times(ザ・タイムズ)』もシューマッハが近代F1の世界で居場所を見つけられるのかと疑問を呈している。

「新世代の中では自身の評判が何の役にも立たないことを知り、昨夜、アルバート・パークをさっと去ったシューマッハは絶望的な醜態を見せた。なんとも悲しい後書き・・・、かつてのオーバーテイクの偉大な主導者はシンプルに10位という乏しい結果を受け入れなければならなかった」

一方、フェラーリ以外からの復帰を決めたシューマッハの決断にいまだ傷心するイタリアでは、『La Stampa(ラ・スタンパ)』も手加減なしにこう伝えている。

「マシン(W01)は最高というわけではないが、それを駆るうち1人のドライバー、3,000万ポンドの報酬を得る7度のタイトル保持者は走り方を忘れているかのようだ。証拠? ヴァージンに追い抜かれたではないか」

「あの赤いヘルメットをかぶっているのは本当にミハエル・シューマッハなのか? あれは彼の双子だと言ったモンテゼモーロが正解だったのかもしれない」

しかしながら、シューマッハ本人はダメージを負ったフロントウイングを交換するためスタート直後にピットストップをした後の自身のパフォーマンスに満足しており、「あのインシデントが僕のレースを決めたのは確かだ。それでも今日のペースは有望だったし、ある時は上位勢より速かったこともあったから楽しかったよ」と語っている。


そう言う時もあるって、全て完璧なのってそうないでしょ
ってフェラーリにいた時は別だったけど
by sportsiroiro | 2010-03-30 21:36 | F1
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