米ニュージャージー州で老夫婦が誤って捨ててしまった結婚指輪と婚約指輪を、清掃局職員らが10トンのゴミの山をかき分けて探し出す出来事があった。
同州モリスプレインズに住むブリジット・ペリコロさん(77)は指輪をカップに入れていたが、夫のアンジェロさん(78)がそうとは知らず、ゴミだと思ってカップを捨ててしまったという。
ブリジットさんは地元の清掃局に電話で事情を話し、ごみ回収車の運転手2人にアンジェロさんが加わって、回収車に積まれた約10トンのゴミの中から指輪の入ったカップを探し出す作業に着手した。
ブリジットさんはごみ集積場の車の中で待っていたが、50分ほどしてあきらめかけたころ、アンジェロさんが戻って来た。その指には、2人の55年の結婚の証である指輪が光っていた。
清掃局の担当者は「われわれが指輪を見つけた時の2人の表情は最高だった。信じられないといった様子で、言葉も出なかったが、何も言う必要などなかった」と話している。
ゴミの中をかき分けて、でもよく見つかったなぁ
ラッキーな人達