今年のブラジルGPとアブダビGPで日本人初のトヨタドライバーとしてレースデビューを果たした可夢偉は、2戦目で6位入賞を達成して国内外から称賛された。しかし、もし2010年にF1にとどまれない場合は「資金がない」ためにGP2にも参戦できないため、日本に戻る必要があると考えていたようだ。
愛犬と共にパリに居を構える23歳の可夢偉は「当然のことですが、トヨタにあった居場所は無くなってしまいました」とフランスメディアにコメント。
「2010年の契約締結は間近でした。でも、新しいチームが4チームありますから、(F1にとどまる)可能性はまだあります」とも述べた可夢偉は、さらにこう語った。
「もしチームを選べるのであれば、ロータスがいいですね」
また可夢偉は、09年いっぱいでF1活動を終えることを決めたトヨタが、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)出身の中嶋一貴と可夢偉が2010年も就職先を見つけられるように援助することをオファーしてくれたとも明かしている。
どこかと契約できるかな