ルノーのF1活動が見直されるといううわさが浮上したものの、同チームのマネージングディレクターを務めるジャン・フランソワ・コベによると、すでにチームはルノー側から2010年の活動予算を得ており、来シーズンも参戦することが確実のようだ。
4日(水)にトヨタがF1撤退を発表したが、ルノーもパリで役員会を開いてF1活動について検討し、場合によってはトヨタに続いてF1活動を終了するといううわさが流れた。
しかしコベはフランスのスポーツ日刊紙『L’Equipe(レキップ)』に、「すでに2人のドライバーとは契約済みだし、予算も承認されているのだから、F1世界選手権に参戦するさ。もう2010年シーズンは始まっているのだ」とコメントしている。
またコベは、ルノーCEOのカルロス・ゴーンが、2010年はルノーが“いい状態に戻る”と期待を寄せていることも明かした。
「2010年にワールドチャンピオンになることは無理かもしれないが、(今年よりも)もっと改善できると期待している」とコベは語っている。