米カリフォルニア州で15日午前、大地震を想定した世界最大規模の防災訓練が実施される。
訓練は同日10時15分から州内各地の学校や博物館、消防署などを中心に、同州各機関の支援で行われる。参加登録者は600万人余りと、昨年の参加人数550万人から増加した。
昨年の訓練には、移動住宅に住む高齢者らも参加した。今年の訓練では、マグニチュード(M)7.8の地震の被害をアニメーションで説明するビデオが上映される。
同州の北カリフォルニアでは約20年前の1989年、M6.9の大地震で何十人もの人々死亡し、ベイブリッジの一部や家屋が損壊した。