パキスタンと米国の当局者は、イスラム原理主義勢力タリバンの指導者がパキスタンで子供に自爆テロの訓練をさせ、組織内で人身売買していることが分かったと発表した。
当局者によると、パキスタンのタリバン指導者メフスード容疑者が子供にテロを実行させるケースが増加。自爆テロの訓練を受けた子供には60万-120万円相当の値段を付け、タリバン関係者に売り渡しているとされる。中には11歳の子供もいるという。
パキスタン軍は、子供が訓練キャンプで自爆テロなどの訓練を受けている様子を映した映像を公表した。軍報道官によれば、メフスード容疑者は子供を集めた訓練キャンプがあることを認めているという。子供なら怪しまれることなく人の集まる場所に近づいてテロを実行できるという狙いがあるとみられる。
タリバンは、パキスタンが北西辺境州で展開した掃討作戦に対し自爆テロで反撃。2日には国防省のバスを狙った自爆テロが起き、少なくとも1人が死亡、29人が負傷している。
子供に値段をつけて、自爆テロをさせるって・・・
人間じゃないよね