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F1撤退をも辞さない構えを示したフェラーリ
  フェラーリの取締役会が12日(火)にマラネロの本拠地で開かれ、さまざまなビジネス関連の事柄が議論されたとの事。一番の議題は来年から開始されることが先のFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で決議され、議論を呼んでいるバジェットキャップ問題だと言う。

2010年のレギュレーションはチームがその予算を4,500万ユーロ(約59億円)に制限する場合はそれを選択しないチームよりも技術的自由が与えられるという“2重構造”の要素を含んでいる。

多くのチームが現在の立場からこれを容認できないとしており、FIAが定めた5月29日(金)まで受け付ける2010年の選手権エントリーをボイコットする動きも出てきているのだ。

そして火曜日、フェラーリは大胆にも、合意点を見いだせなければ今シーズン末にF1から去ると述べた。

WMSCの決定について、フェラーリは声明で次のように言及した。

「F1で初めて、2010年シーズンに自由裁量による技術規約と経済パラメータに基づく2つの異なるレギュレーションが導入されようとしている」

「取締役会は将来的にこれがF1の規定の枠組みになるのであれば、この60年間、つまり1950年の開始以来、ワールドチャンピオンシップに途絶えることなく参戦し続ける唯一のコンストラクターであるフェラーリのそれを継続する根本的な理由が終わると考えている」

長年続く論争のポイントは、チームの観点からすると、真剣な見直しの下、チームによって進められた問題に見向きもせず、計画を進めるFIAの傾向にある。

フェラーリの声明にはこう書かれている。

「また、コンストラクターおよびチームとの間で効果的に合意に達することを拒絶するように、このような重大な決定を下したFIAのやり方に対しても取締役会は失望を述べた」

「レギュレーションの安定性に関してはフェラーリとFIA自身の間にある拘束力を持つ契約上の義務にあるものの、この25年間、F1の発展に貢献している統治規則は軽視されてきた」

フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)はF1に限らず、いかなるスポーツの基礎としても“2重構造”のシステムになることに反対して、かかわる者すべてにとって同一のレギュレーションを持つべきだと働きかけてきた。

今、フェラーリはF1がより良く治められるやり方を要請している。

「すべてのチームにとって同じ規約であること、レギュレーションの安定性、整然と段階を踏んでコスト削減に献身するFOTAの努力の継続性、そしてF1の統治、これらが今後の優先事項である」

「これらの不可欠な原則が尊重されず、また2010年に向けて採用された規則が変更されないのであれば、フェラーリは来年のF1世界選手権にマシンを登録する意思はない」

「フェラーリは今回のこの難しい決断が、常にその競技と技術的な価値の促進を目指すというスクーデリア(チーム)のモータースポーツ、とりわけF1に対するアプローチにおいて、理路整然としたものであるということを世界中にいる多くのフェラーリファンが理解してくれるものと信じている。取締役会の議長は最も適切な方法、および会社の利益を保護するための方法を評価するよう命じられた」
by sportsiroiro | 2009-05-13 21:37 | F1
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