独保健当局は29日、同国初の豚インフルエンザ感染例3人を確認したと発表したと言う。今のところ死者は出ていない。感染者はメキシコ旅行から帰国後に発症したハンブルク在住の22歳女性と、南部ババリア州レーゲンスブルク市内の病院に入院中の30代後半男性、やはりメキシコ渡航歴があるババリア州在住の37歳女性。
WHOは29日未明、世界全体の感染例が112人に増えたと発表したが、国別の感染者数に言及しなかった。ドイツの3人や、ニュージーランドで報告された新たな感染例11人、コスタリカの感染例1人は、この時のWHO発表に含まれていない。
WHOの次回発表は、29日午後に予定されている。