インターネット上のブログでイランの最高指導者ハメネイ師を侮辱したとして有罪となり、テヘラン市内の刑務所に収容された20代の男性が、獄中で死亡していたことが明らかになった。担当の弁護士が20日語った。男性が倒れた際の刑務所側の対応を疑問視する声も上がっている。
死亡したのはオミド・ミル・サヤフィ氏。友人らに向けたとされるネット上のコメントが当局の目に触れ、昨年4月に逮捕された。禁固2年半の刑を言い渡され、政治犯を対象とするエビン刑務所へ送られた。
担当弁護士によると、サヤフィ氏と同室だった人権活動家から18日、同氏が死亡したと連絡があった。サヤフィ氏は同日、所内で倒れて意識が薄れ、同室者が刑務医のもとへ運んだが、適切な処置を受けられなかったとされる。
弁護士は18日午後に同氏と電話で話したが、その時点では本の差し入れを頼むなど、変わった様子はみられなかったという。
人権監視団体ICHRIは同室者の話として、同氏が抗うつ剤を過剰摂取したとの見方を伝え、「人命を軽視する無能な職員が、刑務所の運営を任されていることに問題がある」と訴えている。
日本はそこまで行かないけど、海外ではあるんだよね、中傷とか批判とかするとね。
怖。