ブラウンGPとルノーがプレシーズンテストプログラムを完了した一方で、マクラーレンとウィリアムズは18日(水)も快晴に恵まれたヘレスでそれぞれのプログラムに取り組んだ。
ハミルトンから作業を引き継いだコバライネンはベストタイム1分18秒202を記録。テスト3日目にバトン(ブラウンGP)がマークしたタイムから0.6秒遅れだ。
マクラーレンはMP4-24に新たに導入し、評価中の改良した空力のプログラムを継続。レースシミュレーションの結果には満足しているようだ。
ピットレーンではリアディフューザにカバーがかけられているウィリアムズFW31のドライブはニコ・ロズベルグから中嶋一貴に引き継がれ、中嶋は103周を走ってコバライネンから1.8秒遅れのベストタイムを記録した。
「カズキ(中嶋)はメカニカルセットアップおよびメルボルンでの初戦に向けて投入される最終コンポーネントの作業に取り組んだ」と語るのはウィリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケル。
「冬季テスト最終日を迎える明日も彼がドライブすることになっている」
両チームともにオーストラリアGPに先だって実施されるテスト最終日となる木曜日も作業を続ける予定だ。
1. コバライネン - マクラーレン・メルセデスMP4-24 - 1:18.202(+0.000) - 85周
2. 中嶋一貴 - ウィリアムズ・トヨタFW31 - 1:20.023(+1.821) - 103周