09年にチーム力を大きく上げることが予想されるフォース・インディアだが、ドライバーたちは過度な期待をしていないと言う。チーム代表のビジェイ・マルヤが明かした。
今週はスペインのヘレスで新車VJM02が発表された後にテスト走行が行われているが、マルヤはすでにステアリングを握ったフィジケラとスーティルのマシンに対する第一印象について尋ねられた。
インドの『The Hindu』に対してマルヤは、「(ドライバーの印象は)いいよ。もしマシンが悪かったとしたらドライバーたちは好意的な発言をして期待を高め過ぎるようなことをするわけはないからね」とコメントした。
メルセデス・ベンツのカスタマーエンジンとマクラーレンの技術サポートを得て2009年シーズンに臨むフォース・インディアについてマルヤは、目標がポイント獲得であり、もしポイントを獲れなかったとしたらなんの言い訳もできないことを認めている。
マルヤは『Economic Times』に対し、「シーズン序盤にミラクルが起きると考えてはいないんだ。オーストラリアGPからポイントを獲れるとは考えていない。だがヨーロッパラウンドに入ればポイント圏内を走る可能性があると思う」と語った。
08年はフォース・インディアがスパイカーを買収して臨んだ初シーズンとなったが、フィジケラとスーティルはポイント獲得を達成できなかった。