オバマ米大統領の初外遊を控えた18日に米調査機関ギャラップが発表した世論調査で、「オバマ大統領は外国の指導者に尊敬してもらえる」と期待する回答が67%に上り、前大統領を大幅に上回ったと言う。
ギャラップは01年以来、毎年2月に外交問題についての世論調査を実施している。1年前の調査で「ブッシュ大統領は尊敬してもらえる」と答えたのは24%のみだった。
しかし「米国は世界で好かれている」と答えたのは今回調査でも45%で、前年の43%とほとんど変わらなかった。世界の中の米国の地位について「満足している」は32%と、前年の30%に比べて微増にとどまった。
調査は2月9日から12日にかけて、米国の成人1022人を対象に電話で実施した。
オバマ大統領は19日に初の外遊先となるカナダを訪問し、ハーパー首相と会談する。