南米ベネズエラは14日、パレスチナ自治区ガザでの軍事衝突を受け、イスラエルとの外交関係を断絶すると発表したと言う。
南米ではすでに、ボリビアが同日、イスラエルとの断交を決定している。
ベネズエラ政府は6日、同国に駐在するイスラエル大使館員らを国外追放していた。
断交にあたってベネズエラ外務省は、イスラエルのガザ攻撃は「国際社会が認めた国連による停戦決議案を無視し、恥知らずな行動を続けて、パレスチナ人を虐殺している」と非難。
さらに、「19日間に及ぶ攻撃で死者は1000人を超え、ガザは壊滅的な状況となっている。これは人事的な大惨事で、罪のない子供や女性、高齢者など弱者をを狙った国家によるテロだ」と指摘し、イスラエル首脳陣らに対して、人道に背く犯罪として国際法廷の場に出向くべきだと述べている。