就任まであと6週間となったバラク・オバマ次期米大統領の政権移行手腕について、支持率が79%に達している事が、CNNとオピニオン・リサーチ社が実施し、9日に発表した世論調査結果で明らかになったと言う。
01年のブッシュ現大統領当選時を14ポイント上回り、1992年のクリントン前大統領当選時より17ポイント高い支持率となっていると言う。
また、オバマ次期大統領の支持率は79%と、ブッシュ現大統領の28%を50ポイント以上も上回っている。ブッシュ現大統領の職務内容については、不支持率が71%に達している。
このほか、オバマ氏が「良い大統領になる」と考える人は先月から4%増えて79%に達した。「良くない大統領」と回答した割合は先月から3%減って、18%だった。
さらに、回答者の78%がオバマ氏は「まとめ役になる」と考えている。これま、ブッシュ大統領が当選した2000年の回答者を20ポイント以上、上回っている。逆に「分裂のもと」になると考える人は20%で、ブッシュ大統領を16ポイント下回った。
ミシェル夫人に好意を持つ回答者は67%に達し、ジョー・バイデン次期副大統領に対しては56%が好意的だった。
調査は12月1日から2日にかけ、全米の成人1096人を対象に、電話で実施した。