米国の成人の半数以上が、テレビゲームを楽しんでいる実態が、米調査機関ピュー・インターネットが7日に発表した調査結果で判明した。
5人に1人が「毎日」テレビゲームで遊んでいるという。
同機関は今年9月、10代の若者のうち97%がテレビゲームで遊んでいるとの調査結果を発表しており、米国では子供から大人までの広い範囲に、テレビゲームが浸透している現状が浮かび上がった。
成人対象の調査は昨年10月から12月にかけ、18歳以上の2054人を対象に実施した。
その結果、ゲーム機やパソコン、携帯電話などのゲームで「遊ぶ」と回答したのは53%。男女別では男性が55%と、女性の50%を上回った。
年代別にみると、18-29歳の81%がゲームを楽しんでおり、30-49歳は60%、50-64歳は40%、65歳以上は23%と、若い世代ほどゲームに親しんでいた。
学歴で見ると、高校を卒業していないグループは40%、高卒グループが51%、大卒以上のグループが57%と、高学歴なグループの方が割合が高かった。
ゲームで遊ぶ頻度は、全体の21%が「毎日」「ほぼ毎日」と回答。1週間に数回が28%、1カ月に数回が27%だった。「毎日」「ほぼ毎日」と回答した世代は65歳以上が最も高く36%で、18-49歳の世代は20%だった。