米次期大統領に父親が黒人のバラク・オバマ氏が決まったことについて、アフリカ系米国人(黒人)の80%が、CNNとオピニオン・リサーチが共同で実施した世論調査で「夢が実現した」と回答した。
CNNとオピニオン・リサーチは大統領選終了後の6日から9日にかけ、全米の成人1246人を対象に、電話調査を実施。回答者のうち黒人は310人で、非ヒスパニック系の白人は807人だった。調査結果は11日発表した。
黒人の回答者のうち、80%が「夢が実現した」と応じ、71%が「自分が生きている間に、黒人の大統領候補者が選ばれるとは考えていなかった」と回答した。
一方、白人の回答者のうち、オバマ氏の当選を「夢が実現した」としたのはわずか28%で、大多数の70%は「夢が実現したわけではない」としていた。
また、「生きている間に黒人大統領の誕生を見ることになると」考えていた白人は59%で、黒人の29%の約2倍だった。
この結果について、CNN世論調査担当は「米国の人種差別問題について、白人と黒人の考え方、とらえ方の違いが如実に反映している」と述べている。
肌の色は関係ないと想うんだけどね、でもそれをいいと想わない人達も・・・