イタリアのベルルスコーニ首相は6日、訪問先のモスクワで米大統領選に当選したアフリカ系(黒人)のオバマ上院議員に触れ、「若く、ハンサムで、日に焼けている」と言い表したと言う。
同首相は過去にも失言でひんしゅくを買った事が多数あるが、今回は宿舎のホテルに戻った際、記者団に「お世辞のつもりだった」と釈明した。
ベルルスコーニ首相はオバマ氏が選挙戦で厳しく非難したブッシュ大統領を「盟友」「親友」と持ち上げていた。
AP通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領と会談した後の記者会見で述べた。米ロ関係の将来に関する質問への応答で、メドベージェフ氏(43)とオバマ氏(47)は比較的若く、共に働くことは容易だろうとし、メドベージェフ氏にオバマ氏のことを話した際、「日焼けしている」などと語っていた。
ベルルスコーニ氏の今回の発言を受け、イタリア野党やメディアでは批判が出ている。
同首相は最近、スペイン政権の閣僚に女性が多いことをやゆし、物議を醸していた。01年9月の米同時多発テロ後には、西側文明はイスラムより優れているとも述べたことがある。
こう言う奴がいるからダメなんだよね