F1タイヤを独占供給しているブリヂストンは、来週末のシンガポールGPではソフト側のタイヤにペイントするホワイトラインを蛍光塗料で塗ることを認めたと言う。
シンガポールGPはマリーナベイ市街地を舞台に繰り広げられるが、通常と多く異なっているのはナイター設備を使用してナイトレースを行うという点だ。
最近報じられたニュースの中で、日本企業であるブリヂストンがソフトタイヤの内側から2本目の溝に入れている白線を、ナイトレース対策として蛍光塗料で塗るのではないかと推測されていた。
これに対し浜島裕英ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長は「(蛍光塗料を使ったタイヤのほうが)観客の皆さまとメディアにとって、どちらの種類のタイヤが使われているのか判断することが楽になることでしょう」と語っている。
また浜島氏は、ブリヂストンがシンガポールGPに持ち込むタイヤスペックが、路面温度が低くなると考えられるナイトレースには適していないのではないかという推測を否定してもいる。
同氏は「夜間についても、日中と同じようにタイヤは作動することになります」とコメントした。
ナイトレース無事に終わってほしいなと願いたいですね。