28日(木)の午後にステアリングを握ったボーデは、モンツァテスト最終日となる29日(金)に再び作業を担当し、イタリアGPに向けたレース準備に取り掛かった。
この日はタイヤ評価プログラム、ブレーキ評価、モンツァ専用空力パーツの開発、全体的なセットアップ作業といった項目をテスト。赤旗が5度も振られた1日だったが、さらにメカニカルトラブルがボーデのマシンを襲い、午後の走行時間をいくらか奪っている。
フランス人ドライバーのボーデは77周を走行し、7番手タイムをマークした。
チーフテストエンジニアのジャンヴィト・アミコは「全体的に3日間のテストはうまくいき、かなりいい結果も得られた。われわれの注目点はパフォーマンスや結果よりも、信頼性と安定性だ。これからの数レースに向け、われわれはいい状態にある」と満足げに語っている。