米大統領選の民主党候補指名を確実にしているバラク・オバマ上院議員が21日、、アフガニスタンからイラクに到着したと言う。
駐イラク米軍の司令官や米大使館関係者のほか、マリキ首相とも会談する予定で、経験不足が指摘されている外交や安全保障政策面での強化を図る。
オバマ氏は上院議員として外遊中で、上院軍事委員会のジャック・リード上院議員(民主党)とイラク戦争反対を明言している外交委員会のチャック・ハーゲル上院議員(共和党)が同行している。
直前に訪問したアフガと同様に、駐留米軍兵士を訪れて直接話を聞くほか、民間人との面会も予定している。
オバマ氏はこれまでに、大統領に就任した場合は、米軍をなるべく早くイラクから撤退させ、国際テロ組織アルカイダの残存勢力が潜伏しているとされるアフガンへ米軍を増強させると主張している。